相性

乳酸菌と相性のいいもの

乳酸菌と相性のいいもの代表は、「食物繊維」です。
食物繊維には水溶性のものと不溶性のものの2つに分けられますが、いずれの食物繊維も乳酸菌とともに腸内の善玉菌を増やし腸内フローラ(腸内細菌が花畑のようにびっしり腸の壁面を覆って生息している状態)の良い環境作りに役立ちます。
水溶性食物繊維は食物の胃からの排出を遅らせて栄養物の消化吸収を遅くしますし、コレステロールを吸着して便とともに排泄します。
また、不溶性の食物繊維は糖尿病や高脂血症、高血圧などの予防に役立つとして注目されているものです。

乳酸菌の美肌効果を求める場合に相性のいいものは、ビタミンCです。
ヨーグルトには美容ビタミン成分と言われるビタミンB2やビタミンAが含まれれていますが、一般のヨーグルトには美肌づくりや維持に必要なビタミンCが含まれていません。
フルーツやサプリメントでビタミンCを摂取したいものです。

アレルギー症状緩和のために乳酸菌を摂取する際には、魚介類に多く含まれる脂質であるDHAやEPAがいい相性の成分です。
これらの成分は血液中の悪玉コレステロールを減らしアレルギー症状緩和する働きがありますから、乳酸菌との相乗効果を期待できるのです。
また、免疫機能の回復を期待する際には、ビタミンB6が相性のいい栄養成分です。

このページの先頭へ