飲み物に含まれる乳酸菌
乳酸菌といえば、多くの人がヨーグルトを思い浮かべます。
確かに、食品で摂取しようとする場合には、ヨーグルトをつうじて摂取されているようです。
ところが、食品のヨーグルトよりも手軽で飲みやすい飲料をつうじて摂取している人も多いのです。
乳酸菌の摂取できる飲料とは、「乳酸菌飲料」のことです。
ある調査会社が2013年5月に行ったインターネット調査結果によれば、調査対象になった9559名のうち乳酸菌入り飲料の飲用者は8割強にも達しています。
また、これらに期待する機能や効果は、腸内環境の改善・便秘の解消と便通改善・体の免疫力増強となっており、これは、ヨーグルトに期待する機能や効果と全く同じ結果になっています。
厚生労働省の規定する省令によれば、ヨーグルトのような発酵乳は、含まれる乳酸菌と酵母の数は1ml当たり1千万個以上、乳酸菌飲料では1ml当たり百万個以上(生菌時)と規定されています。
規定上は乳酸菌飲料よりもヨーグルトのが桁違いに多いのですが、近年、乳酸菌の量もヨーグルトと変わらないぐらい入っている飲料も市販されています。
乳酸菌飲料のメリットは、手に入れやすいだけではなく乳酸菌だけじゃなくカルシウムやナトリウムなどのミネラル、タンパク質や炭水化物などの栄養を補給することもできることにあります。