食べ物に含まれる乳酸菌
乳酸菌は腸内で働く善玉菌の一種で、私たちの体を健康に保つために大きな働きをしてくれます。
この乳酸菌を体内に増やすためには、善玉菌を多く含んでいる食材をとることです。
では乳酸菌を多く含んでいる食品には、どのようなものがあるのでしょう。
乳酸菌が多い食品と言ってまず思いつくのが、食の欧米化にともなって食べられるようになったヨーグルトに代表される乳製品ではないでしょうか。
ところが乳酸菌は、普段から私たちが食べている物に多く含まれています。
例えば、和食では定番のみそ汁の味噌には乳酸菌が豊富に含まれていますし、納豆・醤油・ヌカ漬のほか和食の調味料、発酵を利用したワインや日本酒などのアルコール類にも含まれています。
乳酸菌の多い食品を列挙しますと味噌・醤油・納豆・漬物・ザーサイ・キムチ・鮒寿司・塩麹・チーズ・ヨーグルト・ヤクルト・酒粕・甘酒・チャツネ・テンペなどです。
この乳酸菌が多く含まれている食品を摂取する際には、一緒に食物繊維とオリゴ糖が含まれているものを摂取することで乳酸菌の効果が最大限に発揮されます。
食物繊維を多く含む食品にはバナナ・ブロッコリー・ごぼう・さつまいも・里いも、オリゴ糖を多く含む食品にはてん菜・アスパラガス・玉ねぎ・キャベツ・ジャガイモなどがあります。